演技等については、「DPG 利休の茶碗（桜吹雪付）」(
G7111)の欄をご覧下さい。この製品は「桜吹雪」(
P2163)をお持ちの方へギミック茶碗のみのご提供です。普通の茶碗を加工することでは不可能な、なるほどと感心して頂けるギミックで、デザインには利休と秀吉を象徴するような逸話があります - ある時、利休の屋敷の庭に朝顔の花が一面に咲き誇った話を聞いた秀吉は、それを見に利休の屋敷に行くことを伝えました。ところが、秀吉が利休の屋敷の庭を見ると朝顔はありません。秀吉は腹を立てながら利休の茶室に入ると、そこには一輪だけ朝顔が生けてありました。利休はおもてなしの心として、庭の朝顔全部を摘み取り一輪だけ茶室に飾ったのです。豪華絢爛の美しさをひけらかす秀吉に対し、一輪だけの花の美しさを見せた利休は秀吉の思いとは異なる美しさを敢えて見せたとも言えるでしょう。「利休の茶碗」のデザインもシンプルな一輪の桜の花をデザインしてみました - 「DPGシリーズ」の製品ならでは素晴らしい出来栄えです。
